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【2023年最新】司法試験・予備試験の予備校の費用相場を解説!

司法試験の予備校の費用は、学校やカリキュラムの内容によって大きく異なります。法律系の資格を目指す方々にとって、司法試験や予備試験の準備は重要な一歩と言えるでしょう。ただし、司法試験や予備試験の合格への道のりにおいて、経済的な負担は避けて通れません。

自分に合った予備校を選ぶためにも、費用相場を把握することは非常に大切です。この記事では、2023年の最新情報をもとに、司法試験と予備試験対策を行っている予備校の費用相場について詳しく解説します。効果的な予備校選びを行うために、ぜひ役立ててください。

司法試験・予備試験とは

司法試験・予備試験とは司法試験・予備試験はだれでも受けられる試験です。そのため、経済的な理由から法科大学院に進学できないという方や社会人の方でも、チャレンジすることができます。

司法試験の受験資格

司法試験の受験資格を得るためのルートとして、以下の2種類が挙げられます。

  • 法科大学院を1年以内に修了する見込みがあること
  • 司法試験・予備試験に合格すること

法科大学院へ進学した場合、受験資格となる修了見込みになるまで1年かかります。そのため、司法試験・予備試験ルートのほうが早く実務に就ける点が大きなメリットだと言えるでしょう。

しかし、司法試験・予備試験は、法曹を目指すためのいわば第一関門ですので、当然ながら難易度は高いです。そのため、独学よりも予備校や資格スクールへ通って司法試験・予備試験を突破し、本試験へと臨む方が少なくありません。

司法試験・予備試験の日程

司法試験・予備試験の実施予定(令和6年)は以下の通りです。例年2〜3月に願書の交付・受付が始まりますので、忘れずに手続きを行ってください。

試験広告令和5年
12月15日
願書交付令和6年
2月19日〜2月15日
願書受付3月4〜15日
短答式試験7月14日
短答式試験合格発表8月1日
論文式試験9月7〜8日
論文式試験合格発表12月19日
口述試験令和7年
1月25〜26日
最終合格発表2月6日

(引用:令和6年司法試験予備試験の実施日程等について

司法試験・予備試験の予備校の費用相場【予備校別】

司法試験・予備試験の予備校の費用相場【予備校別】司法試験・予備試験対策として予備校に通う場合、必要な費用は数万円〜100万円超と、相場というにはあまりにも幅が広いのが実情です。ここでは、人気の予備校5つの司法試験・予備試験対策コースの費用についてご紹介します。各校の特徴も簡単に解説しますので、予備校選びのためにもぜひ参考にしてください。

L’essor(レソール)の費用

司法試験・予備試験の初学者から複数回受験している方まで幅広く対応している予備校です。最短合格に向けて一人ひとりに合った学習法をマンツーマンで指導してくれます。

L’essor(レ・ソール)を運営する講師はワンマンでありながらも、予備試験上位合格者である実績を持っているため非常に信頼度の高い個別指導塾です。指導にあたっては市販の教材やオリジナルの教材を活用しますが、どんな教材をどのように用いるのがベストであるかを示してくれるため、教材を正しく使い切れていない人や具体的な勉強方法がわかわずに困っている人にオススメです。

また、期間に縛りのないシンプルな月額プランになっているので、短期に集中して学習することでその分費用を抑えられる点も大きな特徴のひとつです。

コース費用
予備試験特化型個別指導(答案添削付)
  • 週1回(1ヶ月4回)答案添削4通 月額36,000円 +11,000円で答案添削8通
  • 隔週1回(1ヶ月2回)答案添削2通 月額22,000円 +6,500円で答案添削4通
  • 週1回または隔週1回のオンライン個別面談(添削の解説含め1回60分)
司法試験特化型個別指導(答案添削付)
  • 週1回(1ヶ月4回)答案添削4通 月額36,000円 +11,000円で答案添削8通
  • 隔週1回(1ヶ月2回)答案添削2通 月額22,000円 +6,500円で答案添削4通
  • 週1回または隔週1回のオンライン個別面談(添削の解説含め1回60分)
司法試験・予備試験過去問添削+解説面談
  • 司法試験・予備試験過去問添削+解説面談 1通+面談20分で4,400円

司法試験・予備試験の個別指導塾 L’essor(レ・ソール)のサービス内容はこちら

伊藤塾の費用

司法試験・予備試験から司法試験・本試験に合格者の多くが伊藤塾生と言っても過言ではありません。それほど受験生から人気があり、実績が豊富な予備校です。合格を目指す期間や状況に合わせてさまざまなコースから自分に合ったものを選べる点も大きな特徴です。

コース費用
合格プレミアムコース
  • 本科生+リーガルトレーニング(796時間+132回) 1,359,600円
    +通学オプション1,399,600円
  • 本科生(796時間) 1,182,700円
    +通学オプション1,222,700円
フリースタイルコース
  • 本科生+リーガルトレーニング(823時間+132回) 1,324,900円
  • 本科生(823時間) 1,148,000円
2年合格コース
  • 本科生+リーガルトレーニング(754時間+132回) 1,298,800円
  • 本科生(754時間) 1,121,900
予備試験1年合格コース
  • 本科生+リーガルトレーニング(615時間+132回) 1,298,800円
  • 本科生(615時間) 1,121,900円

※別途入塾料10,000円

アガルートアカデミーの費用

費用の割引や特典が豊富に用意されているのが特徴の予備校です。司法試験・予備試験に合格すると全額返金され、約20万円相当の司法試験講座が受けられるようになります。以下に上げるプランの他、インプット(短答)・アウトプット(論文)それぞれに特化したコースもあるため、苦手分野の克服を目指したい方におすすめの予備校です。

コース費用
予備試験最短合格カリキュラム848,000円

資格スクエアの費用

司法試験の予備校としてはリーズナブルな価格帯となっているのが特徴です。スマホでも受講できるオンライン講義が充実しているため、忙しい社会人の方などでも学習しやすい予備校だと言えるでしょう。

コース費用
合格フルパッケージ690,000円
製本テキストなし654,000円

スタディングの費用

予備校よりも通信講座に近く、WEBテキストやWEB講義で完結しているため、費用が安いのが大きな特徴です。

コース費用
予備試験合格コース(基礎)89,100円
予備試験合格コース(総合)+学習Q&Aチケット30枚付138,000円

司法試験の予備校費用比較まとめ

司法試験・予備試験を目指す方におすすめの予備校を5つご紹介しました。それぞれの費用を比較してまとめると、以下の表の通りです。

予備校おおよその年額
L’essor(レソール)264,000〜432,000円
※月額料金×12ヶ月で算出
伊藤塾1,121,900〜1,399,600円
アガルートアカデミー848,000円
資格スクエア654,000〜69,000円
スタディング89,100〜138,000円

ただし、上記の費用は公式ホームページの通常料金です。各種割引などの詳細については、それぞれの予備校に問い合わせてください。

司法試験・予備試験の予備校の選び方

司法試験・予備試験の予備校の選び方予備校選びにおいて費用は非常に重要なポイントですが、金額の高い安いだけで判断してしまうのは早計だと言わざるを得ません。さまざまな観点から総合的に判断し、自分に合っていると判断できる予備校を選ぶことにより、効率的に勉強を進めることができます。

しかし、予備校の数は非常に多いため、どの予備校を選ぶべきなのか迷ってしまうかもしれません。ここでは、予備校選びに失敗しないためのポイントを4つご紹介します。

司法試験・予備試験の合格実績

予備校を選ぶ際に重要な要素の1つが、司法試験・予備試験の合格実績です。合格実績は、その予備校の教育の質や指導力を示す一つの指標になります。

合格実績が多ければ、指導方法やカリキュラムが受験生に有効なものである可能性が高いです。また、受験生を合格に導くだけの優秀な講師陣を揃えている証でもありますので、受験生たちの学力向上や志望校合格に向けたサポートがしっかりと行われていることが期待できるでしょう。

予備校の受講形態

予備校の受講形態には、大きく分けて通学とオンライン講義があります。ただし、それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の生活スタイルや重視するポイントに合ったほうを選んでください。

通学のある予備校のメリット・デメリット

予備校と聞くと、通学するというイメージがある方も多いかもしれません。リアルの教室で学習することにより得られるメリット・デメリットは、以下の通りです。

<メリット>
  • 講師からの直接的な指導や質問に対する解答が得られる
  • 同じ目標を持つ仲間が近くにいるので刺激になる
<デメリット>
  • 費用がオンライン講義と比べて高めの傾向がある
  • 予備校のスケジュールに合わせるため自学する時間が減る

オンライン講義の予備校のメリット・デメリット

近年、予備校でもオンライン授業をメインとするところが増えてきました。スマホや自宅のパソコンで自由に学べるのが大きな特徴ですが、オンライン広義のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

<メリット>
  • 費用が安い
  • 予備校の少ない地方でも受講できる
  • 場所や時間を問わずに学習できる
  • 講義を繰り返し閲覧できるため復習や補完がしやすい
<デメリット>
  • 講師との距離感が遠く感じる
  • 集中力やモチベーションが保ちづらい

予備校のカリキュラムや授業内容

予備校の中には、司法試験・予備試験合格を目指すコースだけでも複数のプランを用意しているところが少なくありません。例えば、初学者に向けて総合的に学習できるコースがあったり、すでに何回か受験している方に向けて科目別に特化したコースがあったりするなどです。

また、1年で合格を目指す短期集中型のコースや、講師陣にたっぷり添削をしてもらえる内容の濃いコースなども用意されているところがあるので、自分の学習方法に合ったカリキュラムを選択することをおすすめします。

司法試験・予備試験の体験講義を受けよう

ホームページやパンフレットの文面だけでは、講師の雰囲気や自分との相性は判断できません。そこで、体験講義を受けることにより、講師の教え方が自分に合っているか体感することをおすすめします。

体験講義を受けることで、実際の受講生と同じように問題に取り組むことにより、自分が選ぶべき授業内容や学習スキルを把握することができるでしょう。いざ授業を受けてみたら自分のレベルより高かった、または低かったというギャップをなくすことができますので、体験講義はぜひ積極的に受けてみてください。

L’essor(レ・ソール)では、初回面談を30分間無料で実施しております。この初回面談にて、現在の学習の進捗状況を確認させて頂き、次回以降の課題、添削項目を設定し、一人ひとりに合った効率的な学習方法をご提案させて頂きます。

講師と直接話すことで、雰囲気や相性が自分と合うかを確かめることができるので大変好評です。ぜひともご活用ください。

お申し込みフォームはこちら(初回面談30分間無料)

司法試験・予備試験の予備校の費用を安く抑える方法

司法試験・予備試験の予備校の費用を安く抑える方法予備校の費用の高さは講師や授業の質の高さにつながりますので、決してマイナスポイントというわけではありません。お金を出した分、モチベーションが上がる方も多いのではないでしょうか。

しかし、コストは低いほうが良いと考える人は多く、学生や休職している方ならなおさら費用を抑えたいところです。ここでは、予備校の費用をなるべく安く抑えるポイントについてご紹介します。

予備校の割引制度をチェックする

予備校に割引制度があるかどうかについても、事前に確認しておくことをおすすめします。季節によって期間限定キャンペーンを実施している予備校も多いので、ホームページで最新情報をチェックしてみてください。

また、早期申し込み割引、友人紹介割引、社会人割引、再受講割引など、予備校によって様々なキャンペーンが用意されています。通常かかる費用の10〜20%程度安く受講できるケースもありますので、割引制度はぜひ積極的に利用したいところです。

個別指導のサービスを自分にとって必要な分だけ利用する

予備校に通ってイチから勉強をするとなると、人件費やテキスト代の都合でどうしても高額な費用がかかってしまいます。そのため、個別指導のサービスを自分にとって必要な分だけ利用することで、費用を安く抑えることができます。

それに、個人の勉強の進み具合によっては、予備校ではなく個別指導を補助的に活用するだけで十分な場合も多いです。また、個別指導の方が受験生一人ひとりに合った勉強法を教えてもらえるので、予備校に通って一斉に授業を受けるよりも自分にとって本当に必要な部分のみを効率的に学習することもできます。

教育訓練給付制度は利用できない

会社員の方が予備校に通ったり資格を取得したりするにあたり、受講費用の20%(上限10万円)がハローワークから支給される制度が、「教育訓練給付制度」です。以下の条件に当てはまる場合、支給の対象になります。

  • 在職中の方(雇用保険の被保険者である期間が3年以上ある)
  • 退職している方(被保険者資格を喪失した日以降から受講開始日までが1年以内で、かつ雇用保険の被保険者である期間が3年以上あった)

ただし、2023年現在では、司法試験を必要とする法曹への学習支援は対象となっていません。
引用:厚生労働省|特定一般教育訓練の指定講座

司法試験・予備試験の予備校の費用を安く抑えたい場合は、前述した割引制度や個別指導塾を活用することをおすすめします。

司法試験・予備試験の受験料

司法試験・予備試験の受験料司法試験・予備試験の受験料は17,500円です。予備校に通えば、こちらに加えて学費もかかってきます。しかし、法科大学院へ進学してから本試験に臨むよりも費用を抑えることが可能です。

法科大学院への進学にかかる費用はおおむね200〜500万円です。そのため、予備校の学費で数十万かかったとしても、法科大学院に通うより司法試験・予備試験ルートで本試験に臨むほうが安く済むでしょう。

また、これまでは2~3年かけて法科大学院を修了しなければ司法試験を受けることはできませんでしたが、2023年には「1年以内に修了見込み」で受験資格を得られるよう期間が短縮されました。しかし、受験資格取得に向けて同じ1年間をかけるのであれば、予備校に通って効率的に学習し、司法試験・予備試験を突破するほうが圧倒的にコスパは良いと言えるでしょう。

まとめ

司法試験・予備試験の予備校にかかる費用は、オンライン授業・WEBテキストで完結する場合なら10万円以下で済みます。しかし、費用が安いという理由だけで予備校を決めるのは早計と言わざるを得ません。

合格実績や講師の質、カリキュラムの内容、受講の形態などを総合的に検討して、自分に適した予備校を選ぶことが非常に大切です。予備校によってさまざまな割引や特典が用意されていますので、それらをうまく活用して、なるべく安く費用を抑えるよう工夫することをおすすめします。

L’essor(レ・ソール)は、受験生一人ひとりに合わせた最適な学習方法で、最短最速で予備試験、司法試験合格の支援を行う個別指導塾です。初学者から複数回受験生まで幅広く対応しています。主に答案添削、面談の実施、オリジナル問題集の提供をさせて頂いております。予備試験・司法試験合格に向けたお悩み・ご相談などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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